今日からお盆休みです。
さて、実は母が救急搬送された日から、
ちょっとだけ今の気持ちを俳句にしてました。
季語がないのもありますが、五七五で。
入院したのが3月23日
知らない町の知らない病院の3階の待合室。
知らない町が徐々に明けていく様を見ていました。
その時の1句
「 母搬送
春霞の町
夜が明ける 」
手術が4月3日
病院へ向かう坂道に桜並木があって、
拾った花びらを差し入れバッグに忍ばせました。
でも、身動き出来なかった母(足を牽引されていて)は
荷物を確認することはなかったそうです。
そして、その時の花びらがもう一枚手帳に挟んでありました。

忘れて巻いたが、今見たら手帳にあったので

きっと挟んだんだと思います。
その頃の1句
「 病棟の
母に見せたき
桜道(さくらみち)」
そしてまた1句
「 桜散る
骨折りし母
窓眺む 」
これは勝手な想像。
窓なんか見ていませんでした。
桜のことなんて気にしていませんでした。
そんな風流なことを考える余裕なんてなかったですよね。
歩けるか、歩けないかなんだから。
私も気が滅入っていて。
転倒したとき、母が泣いていたんです。
「今まで気をつけていたのに…」と
左を骨折してたから、
母自身も二度と骨折しまいと誓ってただろうに。
それなのに、転んでしまい動けず。
私が太ももを触ったら、突起物があって
折れているのが分かりました。
母も私もショック。
だからこそ、二度と歩けないんじゃないかって不安の日々の中。
近所の神社へ行ったら、ウグイスが鳴いていたんです。
都会の真ん中。
まさかウグイスがいるなんて!?
その時の1句
「 ウグイスの
声に開けり
我の空 」
なんだか、気分がパ~~~~~ッと明るくなったんです。
いいことが待っていそうな。
そして足腰の神様、亀有香取へお参りに1句。
「 脚折りし
母を想うて
亀有香取 」
まんまの句です(笑)
しかしながら母は、歩けると信じてたらしく。
いや、歩けないなんて思ってもいなかったらしく。
1句。
「 リハビリの
母は春風
より強し 」
そして季節が過ぎ、
そこで1句。
「 病棟の
母に替わりて
衣替え 」
冬服から夏服へチェンジです。
でも、入院当初から困ってたのが、
母に下着や服がどこに収納されているのかわからなくて。
今度は衣替え。
夏服はいったいどこなんだ?って事で。
しかも、肩痛いからと、今まで来てた服は着られないとか、
前開きじゃなきゃダメだとか、
色々言われて買っても、
きつくて着られないとかで没ったり。
そんな最中の1句。
「 気がつけば
半袖届に
病棟へ 」
長い入院となりました。
そして最後の1句。
「 朝顔が
咲く頃退院
できる母 」
ひねりもなにもないストレート句!
せっかくだったので、blogに載せておきます。
これもその時の気持ちの記録として。