命日よりも、誕生日でしょ!(笑)
と言っても、父はとうの昔に亡くなってますが。
命日が4月3日なんですよ。
けど、死んだ日なんて、めでたいことは何もないし、
やっぱり、父が生まれてきてくれた日のほうが大事だと思うんです。
しょぼいですが、コンビニのケーキを買ってきました。(笑)
気持ち、仏壇に供えて……。
父はですね、アル中でして。
入退院を繰り返しながら、家では暴れて、
いつ殺されるんじゃないか?って怯える日々だったんですよ。
母と、今度入院したら、家を出ようか?と考えましたが、、
どこまでも追いかけて来そうで、
結局ずるずると日々を過ごしてました。
けど、私が27歳の時です。
いつものように体調を悪くした父が明けがた救急車で運ばれ、入院。
その昼過ぎには急変して、入院した同じ日の夜にあっけなく亡くなったんです。
無茶してお酒を飲んでたので、限界だったんですね。
家族にとっては、亡くなってくれなかったら未来が無いと思えるような人でした。
だけど、嘘みたいに恨んでないですよ~。
父は父ですね。
これが家出だったら、いつまでも違ってたんでしょうね。
離婚もして欲しかったけど、今となっては死別でよかったと。
いいところもあったから、悪いのはお酒のせいで、
人が悪い訳じゃないって思います。
今思えば、お酒をやめさせることが出来たら、
もっと父にも未来があったのになぁ、と残念です。
まだ57歳だったので、早いですよね。
あれから日本にいろんなことが起こるたび、
父は何も知らないんだなぁ~と思いますもん。
亡くなる間際は、かなり荒れていて、
私も母も心が病んでいたと思います。
とにかく父は私を大嫌いでした。(笑)
(それが本心かわかりませんが)
亡くなるとき、意識のない父の手を私が握っていたんですよ。
そしたら、なんか反応がなくなってきて、
看護婦さんが飛んできて、あっという間でした。
のちに、その時の気持ちを詠んだ句が、
「福知山発 岡江久美子選メールで綴る五・七・五 」に入選したんです。
それがこちら。
和解なき 父の最期を 診取る夜
感慨深かったんですよ。
あんなに嫌われていた私が診取りましたからね~。
お葬式は雨が降る桜の季節でした。
そんなこんなで、本日ケーキを頂きました!
やっぱり誕生日はおめでとう!ですよ。
二度と戻りたくない日々ですが、今となっては思い出です。
平凡な今日、幸せを感じてます!
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今後プラ~っと訪問させていただく時には私も「来ちゃった」と言おうかなと思っています。
前置きはさておき、お父様のお話心に染み入りました。
たら、ればの選択肢はお有りになってでしょうけど、ひたすら耐えて来られたことが今となっては懐かしい想い出に熟成されたのですね。
命日より誕生日はいいお考えです、おっしゃる通りだと思います。私もこれからはそのお考えを参考にさせていただきます。
実は遥か昔のことですが、私は実の父親を知りません。
生後30日で養子に出されましたから。
母親は自力で探し当てて一度だけ会いました。
母から聞く限り父も酒乱で家を出て他の女性の家で亡くなったそうです。
私は幸い育ての両親がいい人だったので曲がらない人生を歩んでこられたのだと感謝しています。
その両親も既に他界し、養父は同じように私が看取りました。
人生には色々なことがありますよね、でもいいものだなと最近思えるようになりました。
ご苦労、されているんですね。
tunobueさんのお話を聞いて、やっぱり、私は両親がいて幸せだと思います。
大人になれば、いろんな事情も解るようになりますが、
子供のころは、本当のご両親がいないのは辛いです。
いろいろな捉え方をする人がいますし、いくら育てのご両親がいい方でも、傷を抱え込んだままの方だっていると思います。
tunobueさんが曲がらない人生を歩まれたのは、
育てのご両親の愛情もそうですが、tunobueさんの心がまっすぐだったんだと思います。
いろんな人生がありますね。
最近の私は、今の生活に感謝のしっぱなしですよ。(笑)