川越本丸御殿の目の前にある三芳野神社。
わらべ歌「通りゃんせ」の舞台になった神社です。
朱塗りが美しいですが、人のいない寂しい神社でした。
こちらはかつては川越城の城内にありました。
当時、細い参道の先にあったのは天神門。
そこで入場の検問があったそうです。
通りゃんせ 通りゃんせ
ここはどこの細通じゃ
天神さまの細道じゃ
ちっと通して下しゃんせ
御用のないもの通しゃせぬ
この子の七つのお祝いに
お札を納めにまいります
行きはよいよい 帰りはこわい
こわいながらも
通りゃんせ 通りゃんせ
一般庶民が城内へ入る訳ですから密偵など何かあってはいけません。
ですから、行きも帰りも検問。
帰りは荷物検査まであったようです。
なるほど!
歌のまんまですね!
更にこの先にあるのが富士見櫓。
現在では櫓は存在しません。
写真ではわかりにくいですが、喜多院が見えました。
かつては富士山も見えたのかも知れないですね。
山頂には
神社・浅間神社が祀られています。さすが富士見櫓。
その奥には冨士見稲荷もありました。
昔は川越城は大変大きな敷地だったんでしょうね。
これにて、1人川越は終わりです。
帰り道、喜多院から帰るか小江戸から帰るか迷いましたが、
小江戸へ戻る事にしました。
その帰り道でです。
この日は酷く暑くて。
日傘を差していたのですが、小江戸付近で突如体内の熱が急上昇しだして。
熱中症ってやつですか!?
このままじゃ、体が沸騰しちゃう!と思ったんです。
ほんと短時間で急激にですよ。
ヤバい、ヤバいとなり。
通りの向いにあったお寺へ逃げ込みました。
そこまで足がもってくれ!って願いながら、
目指すは木陰。
もう、日傘なんか何の役にも立ってなかったんですよ。
アスファルトの照り返しが酷くて。
木陰に入ったら、土の温度が全然違うんです。
そこにあった自販機で冷たいものを買い。
なんとかセーフでした。
こんな体験初めてです。
きっと体温計ったら40度は軽く超えてるような感覚でした。
なんとか落ち着いたのですが、
小江戸から川越駅って結構遠いんですよ。
怖くなって、途中何度も通りすがりの店に寄ってはクーラーで涼みながら帰りました。
暑さを舐めちゃダメですね。
皆さんもお気を付け下さいね!!