初めて作るカルトナージュ
ガラス扉で中が見えるから、奇麗な箱にしたい!と言いました。
そこで私が一つ作ったのですが、今度は自分で作りたいと言い出しまして。
カルトナージュの作り方を教えることにしました。
題して、初めてのカルトナージュ作りです。
まず、材料なのですが、厚紙が必要です。
本来は2mm幅の物を使うみたいですが、これが結構な値段で。(笑)
大きなサイズでしたが、私は一枚198円で買いました。
しかも、製本を扱ってるお店でです。なかなか2mmの厚紙は手に入りません。
挙句に、大きなカッターで切っても、ほんとに切れない!
手が痛くなり、挫折しそうになります。
だって、普通のフタ付きの箱を作る場合、
これだけ切らなければならないんです。
本体はもちろん、厚紙で作ります。
後はその内側や底の部分などは画用紙程度の紙で貼ります。
そこで私がお気軽に使ってるのは、100円ショップで売っている厚紙です。
正直、1mmしかありません。
しっかりした宝石箱とか作るなら2mmですが、ちょっとした箱程度なら、1mmのほうが簡単ですよ!
難点としては、紙が薄いので、ボンドが乾いたときに歪みやすい。
紙がそったりしちゃうので、要注意です。
いい点としては、厚みがないので、生地を貼りやすいです。型紙のサイズも計算しやすいです。
材料は、もちろん貼るための生地(木綿)が必要なのと、カッターは当然ながら、
あとは最低限、これが必要。
木工ボンド(水で薄めて使います)と、はけ、ヘラ。これらは100円ショップで売ってます。
探したのは水貼りテープ。紙テープに糊がついていて、水に濡らすと貼れます。
ハンズとロフトに売ってましたが、私はロフトで購入。(画材売り場かなんかにあったかな?)
さて。母のカルトナージュ教室です。
もともとあった箱のフタを利用するので、本体は作らなければなりません。
まず、寸法を測って型紙を全部切り、1㎝ほどの余白を残して生地も切ります。
(本体箱の外側は、一周ぐるっと切らずに布を貼ります)
本体の箱を紙貼りテープで繋げていきます。
ここからは、ざっと説明します。
ホントに作りたい方は、本を見ながら作ってくださいね(笑)
図書館で借りた本で私も作りましたよ!
本体箱底に側面をつけるのですが、外を貼って、内側を貼ります。
本体箱の側面をぐるっと布でくるんで貼り、次に底の処理をします。
外底用の画用紙に布を貼って、本体底に貼り付けます。
今度は内側です。
まず、内側底用の画用紙に布を貼って、箱の底に貼り付けます。
そして、内側側面用の画用紙に布を貼って、すべて内側に貼り付けます。
これですね。(笑)これを内側に貼り付けます。
本体はこれで出来上がり。
次にフタです。
今回はもとからあったフタを使います。
フタの布は覆いかぶせて貼るので、一度軽くくるんでみて、生地を切っておきます。
フタの上部分にボンドを塗り、フタに貼り付けます。
写真は、きちんと貼れるよう重しを置いたものです。
内側に生地を折り込んで貼り、フタ中底の画用紙に布を貼ったものを貼り付けておしまい。
箱の完成です!!
中はこんな感じです。
底はこう。底なので、厚地のどうでもいい生地を使ってます。(笑)
結構、切る材料も沢山あって、面倒くさいですよね(笑)
けど、型紙と布さえを切っちゃえば、貼りだす作業は楽しいですよ!
今日も午後から、母の箱作りに付き合います!(笑)
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